すろわほっこりエピソード「会話」

【スタッフ:K】
寒い1月くらいのことです。
D君が運動場でコンクリートブロックを引っかけたロープを腰に巻き付け、引っ張って遊んでいると、それを見ていた年配の男性(併設事業所スタッフ)が、
『もっといいのがあるよ。野球で使うタイヤ引き』
と声をかけてくれました。
『おいで』
とフレンドリーに話しかけてくれるその方に
『はい!いいんですか?』
とニコニコしながらついていくD君。
『何年生?』
『五年生です!』
『野球してるの?』
『いいえ』
『元気だね~』
『はい!』
と、さわやかに敬語で会話するD君。
大人とそんな風に会話する彼の姿を初めて見たので、すごいな~と感心しました。
その方は、以前子どもたちに野球を教えていたそうで、D君にタイヤを渡すと
『頑張ってね~』
と嬉しそうに声援を送ってくれました。 D君がその方とまた、お話する機会(野球もできれば)があるといいなあと思うこの頃です。